『Dear 吉田悠希

終わったよ!
今ね電車の中(*´ω`*)』


悠希にメールを送信した。


今日は楽しかったかな。


郁美とウッチーどうだったんだろ?


夏休み中にでもうまくいくといいな!


ケータイが震えた。


『From 吉田悠希

りょうかい!
向かいにいくな(*^m^*)
改札口前にいるから☆』


あぁー。
悠希のメールが可愛いと思ってしまった。



駅につき、改札口にいくと。

「愛梨!」


悠希が居た。


「悠希!」


改札をでて、悠希に抱きついた。


「愛梨…どうかしたか?」


やっぱり、悠希にもバレちゃったね。


手を繋いで歩き、
悠希ん家に行った。
そして、話した。
不安になったことを。


つねに不安になる。

悠希が好きすぎて。


高校ちがうし。

一緒に暮らしてる訳じゃないし。


私に学力があれば、悠希と同じ高校に行けたのになぁ。



なんてね。



「愛梨…」


「ごめんね。私が勝手に出掛けて、1人で不安になってるとか…。バカだね…」