今日は私が悠希の高校まで行くことにした。


もしかしたら悠希のサッカー姿見れるかもっ!


なんて期待を持ちながら。




「「さよならー」」


帰りのホームルームが終わり、鞄を持った。


「愛梨!今日、愛梨ん家の方の電車乗るんだけど、一緒に帰らない?」


「ごめん郁美…今日私、郁美ん家の方の電車乗るんだ。」


「アハッ。うちらタイミング悪いね!」


なんて笑っていってきた。


「まじ?」


急に康人くんが話にはいってきた。


「うん。」


私は返事をした。


「じゃあ一緒に帰らない?」


康人くんはためらうことなく言ってきた。


「うん。いいよ!」



決まり、3人で駅まで向かった。


ウッチーは部活。


「じゃあ明日ね!愛梨」


「バイバイ」

「じゃあな」


郁美と別れた。


ホームで電車を待っている。


「なんか、2人ってある意味はじめてじゃね?」


康人くんは笑いながら言ってきた。


「そうだね!新鮮♪」


「どこで降りんの?」


「んとー。2つ先の駅♪」


駅名が微妙にしか覚えていないため、そう言った。


「ああ!J駅!俺ん家もそこで降りんだ!」


康人くんが言った。