「なるほどー!」


やっぱり悠希の説明の仕方、ものすごく分かりやすい。



1時間くらい勉強会をして、解散することにした。


家の駅まで行き解散する寸前に。

「コンビニよっていい?」


大輝が言い出した。

皆でコンビニに入ったが、私はすぐに外に出た。


すると悠希も出てきた。


「買わないの?」


「うん…だんだん寒くなってきたな!」


「そうだね!もう10月も終わるもんね!」


「愛梨」


「…っ…」


悠希に不意にキスをされた。
軽く触れるだけのキス。


「今日はもうできないからさ!1回もしてなかったじゃん?」


悠希はニヤッと笑っていってきた。


「うん」


若干…物足りない気もする。


「外だからこれで我慢なっ?」


悠希は不適の笑みをした。

なっ…!!
うそっ。
顔に出てたかな…?
恥ずかしい…。


「あーいりっ!」


また、突然軽いキスをされた。


「まだまだ甘いなっ!」


「もぅ!」


とか言いつつ、本当はもっとしてほしかったり…。


「愛梨明日はたくさんするからな?」


悠希は言った。
その言葉の意味がわかってしまう私が怖い。