学校につき、下駄箱で靴をはきかえて、教室に向かった。


「ヨシ、やっぱみんなお前を見て騒いでるよ!」


拓海はまたいってきた。


「あっそ。」


正直どうでもいいし。
でも愛梨がやってくれた髪型を誉められるのは嬉しいけど。


「はぁー。ヨシ本当に彼女ちゃん一筋なんだから。」


「当たり前だろ?」


「まぁそれが普通だよね!俺はあり得ないけど♪」


「だろうな!」


回りを無視する俺にたいして、拓海はてを振り返してるし。

そのお陰で、さらに周りがうるさいけどな。




教室につき、席に向かっていると。


「あの吉田くん!」


…あぁ。
一緒にクラス委員になった…。名波。Nanami。


「なに?」


「クラス委員のことなんだけど、先生に呼ばれて放課後職員室だって!」


「あぁ。うん分かった。」


そう返事をして、自分の席についた。


「ヨシそっけな~い!」


拓海が俺の前に座った。
まぁそこが拓海の席だから。