「あ、ドリアとドリンクバーひとつ。」
「俺はハンバーグとライス。あとドリンクバー。」
「かしこまりました。
ドリンクバーはあちらにございます。」
注文をとると、ウェイトレスさんは戻っていった。
ドリンクバーを大輝の分もとり、席に戻った。
「サッカー部続けてんの?」
「え?あぁ。」
初め、聞き取れなかったが、理解した。
「うん。まぁ一応な。大輝は?」
聞き返した。
「うん。俺も。やっぱさ、そのうちヨッシーのとこと対決しなきゃなんないかな?」
どうだろうか。
ジュースをストローから吸いながら考えた。
「そのうちなるかもな。」
「だよなぁー。てか、ヨッシー、たまには連絡しろよ!」
「は?なんで?」
「即答すんなよ!」
大輝は苦笑いしながらいった。
「そんなにしたいなら、大輝から送ってくれば?」
思ったことを言ったら、
「いいの?」
とか、なんとなく女々しく感じた。
「大輝キモい!やっぱ送ってくんな!」
「送るな!さすが!ヨッシー神だゎ!」
予想外に喜ぶ大輝。
大丈夫かこいつ。
と心のなかで少し不安になった。