「悠希お疲れ!」


「うん疲れた」


そう言いつつも悠希の顔を笑顔。


「悠希シュート決めたよねっ☆かっこよかったよ♪」


「ありがと!」


会場にある広場に行き、お弁当を広げた。


「どうぞっ」


「いっただきます!」


回りにもお弁当を広げてる人たちが若干いる。


「うまい」


「本当?よかった!」


悠希に美味しいと言ってもらえたところで、私も食べ始めた。


「あ、愛梨それちょうだい!」


「はいっ」


「あー…んっうまいよ」


「ふふっ」


あーんにも、なにげになれた私。
やっぱり悠希と過ごせるのっていいよね。




「ごちそうさま!」


「はぁい!」


たくさんあったご飯がなくなった。


食べたあと食後の休憩。


「あ、そういえばあいつとなに話してたの?」


「あいつ…?…あ、康人くん?」


「確かそんなやつ」


あれ。
悠希って康人くんの名前知らないんだっけ?


「んー?特になにも話してなかったよ!悠希が来るちょっと前まで、郁美たちもいたし!」


「そっか」


「うん!なんで?」


「いや。なんとなく」


「そう?」


悠希がそんなこと聞くの珍しいよね?
どうしたんだろ。