「あ、沙由~!」
「愛梨ちゃん!」
「お待たせ♪」
今日は沙由との女子会♪
近くのファミレスに入った。
「あ、ドリンクバー2つ!」
店員さんに注文をした。
ジュースを飲みながら女子ながら、つきない話をしていた。
「愛梨ちゃん、最近ヨッシーとどう?」
沙由はコップの氷をクルクルしながら言う。
「どうって…相変わらずかなぁ~?」
大輝と同じこと言われた…!
やっぱりカレカノだな。
なんて心で考えていた。
「そっか!」
「沙由こそ!大輝とのこと聞かせてよ!」
「えっ!?」
私は沙由に話を振ると、沙由は真っ赤に顔を染めた。
かわいっ!
「聞かせてって言われてもなにも…」
沙由は恥ずかしいのか、さらに氷をクルクルした。
「馴れ初めから!」
「…愛梨ちゃんだから言うよ!」
沙由は顔を赤く染めているが、教えてくれるみたい。
「…うち、大輝に卒業式の日に告白されたの。」
「うん」
「うち、いつも片想いだった。告白しても振られてばっかで…。告白されたの…大輝が初めてだった。」
「うん」