夕食も食べ終わり、いつものように喋りながら時間が過ぎてゆく。

今週末の連休…

来月のクリスマス…

そして、年越しの暴走…




「さて、帰るか。鈴ちゃんも病み上がりだし早く休むでしょ」


翔太の気遣いが、今までとは違って胸に突き刺さる。


言わなきゃいけない。
時間は止まってはくれない……





「じゃあな鈴。明日、放課後また迎えに行くからな」

笑顔で言う光に泣きたくなった

………もう、限界だな。


「光………明日から迎えに来ないで」