月曜日、学校に着くと騒がしかった。

………夏美だけが。



「鈴!連絡無しに休まないでよ。心配したんだからね。………その顔、どうしたの?」

青蛇の件に暴走。そして思い出した記憶に私の頭は潰されそうだった。

体も頭ももう疲れた。


「ごめん。忘れてた…」

「それはもういい。顔よ顔!…まさか蓮司様がっ」

「え?違う。違うからね」



青蛇の件を知らないようだ。

もしかしたら…また事実が消えたのかも。
私のせいで……



「鈴?。…大丈夫?顔色悪いよ」

「大丈夫」

少し、疲れただけ。

あと数日で連休が来る。あと少し頑張るだけだから…