光の効果は絶大だった。


光自身、私に触れるのに抵抗あったみたいだけど、慣れればそうでもない。

兄さん達も、光や純と接する私を見て、オドオドしながらも話に混ざって来た。


そして皆が今回の暴走の派手さとやらを語る頃には、光を中心に私も輪の真ん中に居た。


その手腕に光を盗み見たら、目が合いニヤリと笑った。

その事に笑えた。

やっぱり光はこうでなくちゃ







誰も昨日の事には触れない。


皆が忘れた訳ではない。
そんな事ぐらい、分かってるのに…

また、迷惑をかけた。
また、巻き込んだ。

ちゃんと分かってるのに…


蓮司が決めた事を言い訳にして、また私は居座り続けるんだ…