樹の、紅燕の絶対的な自信に激怒した男達が攻撃を仕掛けてきた。


狭い場所

取り囲む相手

足手まといな私




樹と純で次々と男達を倒していく

私の側を離れない純
樹も常に一定の距離を保ち、離れないで闘う


辺りに広がる血の匂い

骨と骨がぶつかる嫌な音




2人は強かった。

特に樹は辺りに居る男達とは比べ物にならない程に強い


それでも。
―――多勢に無勢


時間が経つに連れて――
倒れる男が増える度に――

樹達も傷付いていく