いつもの部屋にいつものメンバー


…………何で?


「大丈夫か?」

「…ごめん……寝ぼけてた、のかな」


蓮司の手がまた伸びてきて、私の顔を包む

温かい。落ち着く…



窓を盗み見してみるが、やっぱり明るい


何で、今思い出すの?


静かに目を閉じ、また開く


「ごめんね、大丈夫だよ。光もごめん。もうあんな事しないから。……信じてるから」




『――ごめんね、カズ』