連れて来られたのは観覧車
この遊園地で一番大きな
行列は無かったからすぐ乗れた。
正直、助かった。
さっきの蓮司は歩くのが早かったから。
引っ張られてて腕も足も痛い。
だから座れてほっとした。
ゆっくりと登る観覧車
窓の外に広がる絶景
「う~~わ~~~」
勿論、私がみとれない訳がない。
窓にべったりで景色を満喫する。
「今が一番良い時間かもね」
まだまだ上昇中。
一人だけはしゃいでたのに思い出し、やっと蓮司の方を向いた。
夕日に染まるその顔。いつからなのか、黙って私を見ていた。
この遊園地で一番大きな
行列は無かったからすぐ乗れた。
正直、助かった。
さっきの蓮司は歩くのが早かったから。
引っ張られてて腕も足も痛い。
だから座れてほっとした。
ゆっくりと登る観覧車
窓の外に広がる絶景
「う~~わ~~~」
勿論、私がみとれない訳がない。
窓にべったりで景色を満喫する。
「今が一番良い時間かもね」
まだまだ上昇中。
一人だけはしゃいでたのに思い出し、やっと蓮司の方を向いた。
夕日に染まるその顔。いつからなのか、黙って私を見ていた。