「くは~。乗りまくった~」


時刻は夕方。
もうすっかり夕焼けの空だ。

あの後、昼食を挟んで遊園地を満喫した。

気の合う光はやっぱり遊園地でも気が合い、大分はしゃいだ


「次、なんに乗っか。大方乗ったもんな」

前の方では光がまだまだ元気で

私は……。
ヒールを履いてる足がそろそろ痛くて、光よりも後ろをトボトボと歩く


「お、売店発見。鈴~売店見るか~?」

「行く。見たい!」

そんなに離れてないのに叫ぶのが何だか可笑しい

そのまま光は売店へと走ってく

走りはしないが皆も



「――っ」