気付くのが遅かった。
もう口に啣えてる
「止めろ。吸うな」
「え?」
突然低い声を出す俺に動きを止める3人と鈴。
まぁ、そりゃそうだろ
「あ、もしかして私?もう平気だよ」
確かに鈴の顔色はだいぶ良くなった。
でもさっきの色を見たから。
真っ白過ぎる、あの顔色を――
「蓮司もさっきから遠慮してたんでしょ。吸っても平気だよ」
「は?お前、煙草苦手じゃねぇのかよ」
「苦手?」
「さっきの顔色」
そこまで言うと明らかに翳る鈴の表情
また他人の心配かよ?
もう口に啣えてる
「止めろ。吸うな」
「え?」
突然低い声を出す俺に動きを止める3人と鈴。
まぁ、そりゃそうだろ
「あ、もしかして私?もう平気だよ」
確かに鈴の顔色はだいぶ良くなった。
でもさっきの色を見たから。
真っ白過ぎる、あの顔色を――
「蓮司もさっきから遠慮してたんでしょ。吸っても平気だよ」
「は?お前、煙草苦手じゃねぇのかよ」
「苦手?」
「さっきの顔色」
そこまで言うと明らかに翳る鈴の表情
また他人の心配かよ?