「顔色恐ろしいでしょ。幽霊みたいって自分でも思うの」

「…喋って平気なのかよ」

「大丈夫だよ。あ、ホントに酔ったんじゃないからね」

「…あぁ」






「……………」

「……………」

「蓮司?一人で平気だよ?」

「あ"?」

こいつはまだ他人の心配すんのか?


「……昨日ごめんね」

「はぁ。……さっきも聞いた」

「うん。でもごめん」


「……………」

「……………」

沈黙が続いくと無意識に手が伸びてしまう。ポケットの中の煙草へ