「それはもう良いよ。話戻すけど、夜中に何かしてたの?」

う゛………


言わなきゃダメかな?
恥ずかし過ぎる。
だって――


「言わなきゃ、ダメ?」

「鈴ちゃん……その顔は反則」

うつむきながら尋ねた私に翔太は顔を逸らし、眼鏡を直しながら言う

反則?何の話?


「特に問題無いなら良いんだけど。急に毎夜点くようになったから気になって」

冷静を取り戻してる。
軽く咳払いし、眼鏡の奥の目を細めまた訊いてくる



「…………しくて」

「え?」

「寂しくて点けてたの!」

もう自棄だ。逆ギレだ。