「奈緒ー、ちーっす!」 「奈緒ぉ〜おっはよぉ〜♡」 そしていつものように、あたしの親友二人と挨拶する朝がくる。 毎日毎日おんなじことの繰り返し。 そんな毎日は嫌いじゃない。 むしろ、このままが幸せなのかな? 「真奈!瑞稀!おはよー!!!」 あたしは元気に挨拶を返しながら二人に駆け寄った。