でも、あたしには変えられない。 そんなセカイにも、失いがたいものだってあるから。 だから、このままでいた。 ずっと、そんなつまらない毎日が続くと思ってた。 いや、ずっと続くはずだった。 そんなセカイからあたしを救い出してくれたのは、あなたでした。 こんな汚れたセカイで眩しいほど光る、あなたでした。 私は、そんなあなたのことが―――――