「あおいって、祐輔と暮らし始めたんだね!!」
「………えっ?なんで知ってるの?」
あたしは目が点になりながら聞いた
二人にはいずれ言おうと思ってたからまだ話してないのに
なんで知ってるのかがあたしには不思議だった
「祐輔に聞いたのよ!あたしたち祐輔と中学から一緒だったからさ。まー、仲が良かったわけ。てことはあおいはもしかして祐輔の本性知っちゃった?」
えっ、二人は知ってたってこと??
てか、同じ中学だったんだー!!
「あー、あと一人同じ中学居るんだよ!」
と晴海が大きな声を出した
「しかもね………」
と耳の側で話しかけられた
「涼太っていうんだけど、美佳とは幼なじみで美佳ってば涼太が好きなのよー」
「えっそーなの?」
美佳には聞こえない程度で話していたためあたしの突然の大きな声にびっくりしたのか「なに!?」と聞いてきた
「美佳は涼太が好きなんだよーってあおいに教えてただけだよー」
その話しを聞いた美佳は可愛らしく赤面をした
かわいいなー、美佳ってば乙女だなーなんて思った