どうして、こんなときに...。 『高橋センセーのこと、好きじゃないの?』 こんなことをしつこく聞いてくる純麗の言葉が、頭の中をぐるぐる駆け回っている。 まさか。まさか! 教師に恋するなんてあり得ないしっ。 ましてや、お姉ちゃんの恋人に......。