「本当だ、てかコレ、あれじゃね?会社名。」




「ああ、あれね」






「なになにぃ



メゾン株式会社ぁ?」






古く、さびてるけど読めるには読める。





悪魔が読み、なぜか気まずい雰囲気になり





しばらく誰も話さなかった。







「ん?何でも黙ってんの?早く入らないと休み時間終わっちゃうよ?」




やっと香恋が口をひらいた。




「そ…そうだな。」