星の見えない夜は


なんだか切なくて寂しい


星は変わらず在るのにね


小さな携帯から聞こえるあなたの声が
私の心を満たす


あなたの声が届くたびに
私は強く優しくなれる


穏やかな海原に抱かれているように
私の心は解放される


今『彼女』との繋がりが
一番のリラクゼーション


2人で煌めく星空を眺めていると信じていた


でもそれはプラネタリウムだったみたい


人工の星空に邪魔をされ


真実が見えない


私は


偽物なんか欲しくない


仮想世界と現実世界のはざまで


伸ばした手は繋がる事なく行き場を失った


でも大丈夫


迷子は慣れてるから


2人を結ぶ赤い糸は


雑踏に紛れてあちこちに引っかかっている


撓みながらも


やっと先が見えた気がした


あなたはその糸を人為的に切るの?


先の事なんて誰にもわからない


運命に逆らわず身を任せてみようよ


どんな結果になろうとも


きっと納得できる日が来るから


…私とあなたの糸は繋がっているのかな


心から溢れ出したものは流れ落ち


消えない痕を残す


種を蒔こう
幸せの種を


水をあげよう
心をこめて


花を咲かせよう
七色の花を


やがて想いは実を結ぶ


枯れることのないように
2人で大切に育てよう


楽しい事ばかりじゃないけれど
力を合わせて乗り越えよう


きっと
運命だって変えられる


ひとつの小さな種から生まれる


大きな力とたくさんの幸せ


繋がっていると信じ始めた糸


たぐる間に行方がわからなくなったみたい


ガラスに付いた傷は小さくても消えないように


私の心にあなたの言葉が消えずに残る


幸せは我慢の上にあるものではないと思うから


私はいつでも自分に正直でいたい


傷つく事には
もう耐えられそうにないから


なんで泣くような事ばっかり言うのかな


嫌われようとしなくてもいいんだよ


ありのままのあなたを見せてほしいの


どうしたらいいか
わからなくなっちゃうから