『それではみなさま殺し合いのゲームを始めましょう』 
 
放送が流れた。 
 
「はあ?なんだそれ?」 
 
俺は大声で言った。 
 
『あなた方の目の前にナイフがありますね?それで殺し合ってください』 
 
放送が流れた。 
 
『ここの迷路には出口が一つあります。罠などもありますのでご注意を・・・・』  
 
と放送が流れる。 
 
『ゲーム・・・スタート』 
 
と放送が流れた。 
 
と同時にホイッスルが鳴った。 
 
俺の頭は自分の事でいっぱいだった。 
 
殺さなきゃ殺される。