「そういえば、隣のクラスに転校生がくるらしい!」 突然、風奈が言った。 「転校生ー? また微妙な時期に…」 「じゃあ、明日みんなで見に行こう!」 菜緒華は無駄に行くき満々である。 亜矢那はどーでもよさそうだ。 「行ってみよっかー。」 「風奈もいくのかぁー。 じゃあ、行く。」 結局みんなで行くらしい。 もちろんこの話しのあいだ 輪飾りをつくる手はとめない。 風奈が時計を見て声をあげた。