「もしかしてそれって謎の逃亡者じゃん!?」 思わず声を揃えて叫んだ私達に…相変わらず魅惑的な笑みを浮かべた濃姫は落ち着いた物腰で目を細めた。 「答えがでたようですわね…。 …ならばその問題の場所へ参りましょう!!」 美しいだけではなく…頭も切れる濃姫の言い回しに私達はたじろぎながら思いっきり動揺して本能寺をあとにし一同はホテルの駐車場へとたどり着いた。