その日怜衣菜はお母さんに聞いた。

「そうよ。あなたが今言った通り。あなたは私がお腹を痛めて産んだ子じゃないの…。
でもね、私はお腹を痛めて産んない分あなたに愛情があるの…。それはわかってほしい。」
「うん…。あっ!双子。」
「へ?双子?あっぁあそういえばもう一人は莉菜って子だったかしら?確か引き取った親が名前を変えたらしいわよ。」
「嘘…?探せないの?」
「確かねぇ名前は・・・・・・・」


怜衣菜は頭が真っ白になった。