「え、大好きだけど、それが恋愛の好きかはんからないって…」

「はぁぁぁ…」

理央は頭をかかえて深いため息をする。

「晴奈はさ、男だと誰といると一番楽しい?」

「……太ちゃん?」

「男だと誰といると一番笑っていられる?」

「…太ちゃん」

「男だと誰のために一番悩んだりする?」

「太ちゃん」

「男だと誰のために一番泣いた?」

「太ちゃん…」

「それが、好きって気持ちなんじゃないの?」

「えっ……」

あたしが太ちゃんを好き……?