「あたし、別に調子のってないけど」

「口ごたえするんだぁー?見苦しい」

「こんな呼び出しとか、昭和の嫌がらせする人よりはましだと思うけど?」

「は?長谷川さん立場わかってんの?2対1で勝てるとか思ってるわけ?」

「用件はそれだけ?」

「なにその態度!?」

桐島さんに思いきり突き飛ばされ、コンクリートの床に倒れ混む。

「いったぁ…」

「昼休みも松永とモテ話してさぁー、自慢大会かっつーの!!」

「あたしはそんなつもりじゃ…!!」

パシンッ!!


頬がじわじわと熱くなり、痛む。