小学校4年生の頃、太ちゃんと下校中に騒いでいる高校生にぶつかって怒鳴られたことがあった。
あたしはそれ以来こういう高校生が苦手。
太ちゃんもあの時のことを思い出したのか、口調が優しくなった。
「あん時は俺もガキだったけど、今の俺つえーから安心しろ」
「……うん」
太ちゃんの言葉は本当に安心する。
「あっ!あれ超可愛い♪太ちゃん取って!」
大好きなテディベアを見つけて子供みたいにおねだりする。
「切り替わりはえーやつ」
「いいから太ちゃん早く取って!あの胸のハートがピンクのやつね!」
「ったく、わがままなやつ…どれも一緒だろ」
「色によって意味が違うの!」
「はいはい」
太ちゃんは100円玉をいれてクレーンを動かす。
あたしはそれ以来こういう高校生が苦手。
太ちゃんもあの時のことを思い出したのか、口調が優しくなった。
「あん時は俺もガキだったけど、今の俺つえーから安心しろ」
「……うん」
太ちゃんの言葉は本当に安心する。
「あっ!あれ超可愛い♪太ちゃん取って!」
大好きなテディベアを見つけて子供みたいにおねだりする。
「切り替わりはえーやつ」
「いいから太ちゃん早く取って!あの胸のハートがピンクのやつね!」
「ったく、わがままなやつ…どれも一緒だろ」
「色によって意味が違うの!」
「はいはい」
太ちゃんは100円玉をいれてクレーンを動かす。