恥ずかしいって言ってんのに!




「真紘…っ!!」



「萌、モテんだからさぁ…
もっと自覚しろよ」



「モテないから!!」




あたしが言うと、千尋も円香も楓くんも、
はぁっと溜め息を吐いた。




「……んっとに自覚なしかよ…。
まぁ、いいや。
このクラスのやつは安心出来るしな。」



「っ!//」




そう言って真紘は、あたしの髪にキスをおとした。