「ドッキリか何かでしょうか?」



「? ドッキリじゃないですよ?」




じゃあ何?



あたしにそんな票が入るなんておかしいよ。



ヤラセだよ、ヤラセ。




「ま、とりあえず出てもらいますからね」



「は、はあ…」




こうして、



何故かあたしは、体育館に連行されてしまったのだった。