更衣室から優助に電話をかけて、会社のすぐ近くにある喫茶店で待ち合わせをした。


「じゅりこから、誘ってくれるなんて、嬉しいな」

喫茶店につくなり、先に来ていた優助が笑顔で言った。

「……」

あたしは無言で席についた。

「何、その態度? クソ感じ悪いんだけど」

優助があたしを睨んだから、負けじと睨み付けてやった。

店員さんが来て、とりあえずアイスティーを頼んだ。

「優助」

「……」

今度は優助が無言だ。

「優助ってば!」

「何? オマエがあんな態度とるから、こっちも同じ態度とってやったんだよ」