――翌日。日曜日。
今日は、亮二は会社の先輩と遊びに行ってしまった。

そして、あたしは、親友の三浦あかねとランチする約束をしていて、ただ今ランチ中。



「あたしさ、今、絶好調過ぎるんだよね」

「はっ?」

あたしの言葉にあかねは怪訝そうな顔であたしを見た。

「亮二と同棲し始めてから、毎日が楽しくてどうしようもなくて、絶好調みたいな感じがするの」

「あっそ。勝手に言ってなさい」

あかねは呆れたように言った。