わわっ。
こらまたダンディ父。
なるほど~。
亮二のDNAはお父さんから受け継いだものでもあるんだ。

「父さん、彼女の樹里だよ」

「こんにちは。オジャマします」

亮二に紹介され挨拶をする。

「気遣わないで、ゆっくりしていってね」

「はい」

笑顔が亮二そっくり。

「樹里。座れよ」

亮二に促されソファに座った。

お母さん(勝手に呼んでるけどいいよね?)は、キッ チンで4人分のお茶を淹れて持ってきた。

お母さんがテーブルの上に置いてくれる。