わからないけど、星也と仲良くなれて嬉しい。


もっと仲良くなりたい。

あたしどうしちゃったんだろう・・・



「美星~岡本君の彼女に立候補しちゃえばぁぁ?」


そんなこと言われても・・・100%無理だし。

「無理だよ・・・」


「美星やっぱり好きだったんだぁ~」

ニヤニヤしながらマナミが言ってきた。


「え!ち、ちがうよ~」

必死にごまかしたが、やはり無理があったみたいだ。



「まぁ、がんばりなよん♪」


そぉ言って席に戻ってしまった。



あたし・・・好きなのかな?星也のこと・・・

わからない。そんなことを考えるだけで、胸が締め付けられてる感じがした。


「はぁ・・ぁ・・・」


自分の心の中で、なにかが揺れ動いている。


そんな気がした。