外へ出て、いつもの公園の山のてっぺんまで駆け上がる。


「今日は満月だぁぁぁぁ」


しかも星もキラキラ輝いていて、手を伸ばしたらつかめちゃいそうだった。


少し、ロマンチックな気分になりながら、夜空を独り占めしていると
後ろから声が聞こえた。




「何してんの?」


・・・・・・・・??


やばい、不審者??
「逃げないと」っと思い立ち上がると



「七瀬?」


っとまた話しかけられた。


「なんで名前知ってんの?」


少し怯えながら聞いた。




「同じクラスじゃん!!!!!」


あ!この声もしかして



「お、岡本君???」




「そうだよ。」




エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




岡本 星也(おかもと せいや)

学校ではどちらかとゆうと、静かな人。でも、女子からの人気がとてもある。
少しブラウンがかった髪、きれいに整った顔、かなりのイケメン




「ここでなにしてんの?」
ふと聞かれた。



「星を見に来ただけです。」



「俺も」



え??


「てか、なんで敬語なの?」


「いや、岡本君としゃべったことないし・・・」

敬語になっちゃうでしょー。



「てか、星也でいいし!」





「じゃぁ、せい・・や」


めっちゃカタコトになっちゃった。
恥かしい~~~~