星也はあたしの耳に顔をちかずけてきた。


「俺と付き合ってください」


また涙が溢れた。さっきとは違う涙が・・・




「・・・はい」



二人で手をつないで星を見た。


いつもよりもすごく輝いて見える。



「綺麗だな。なぁ美星?」



「ん?何?」


少しためらいながら何かを言おうとしてた。


「やっぱいいや!」



「なにさぁ、気になるー」


そんな風に言われるととても知りたくなっちゃうー




いきなり「あっ!」とどこかをさして言った。



「なにっっ・・・」





初めてキスをされた。とても暖かく優しいキスだった。



「星也ぁ・・・・大好き」


ぎゅっと抱きしめた。



「俺も好きだよ」