「ねぇあの子達○○高校の生徒じゃあない?」
「あー新聞にのって居た」
「自殺した子確か卒業生でしょう!」

「鶴橋、鶴橋…」
「降りよう」
「うん」

「降りたよ!」


「はぁー」
「驚いた。新聞にのるなんて」
「うん」

「マジなん?卒業生が自殺したて」
「電車で…噂してた」
「バスでも」
「えー」

学校でも噂してる!
うちのせいや!うちが自殺に追い込んだんや。
「大丈夫?真衣が悪いんじゃあないて」
「えっ」
「事故かもて噂もあるで」


「事故じゃあないの?雑誌にはそう書いてるよ」

「静かに」
ざわぁざわぁ
「皆さん静かに」
「先生だ。座ろ」
「うん」



話によると山に行ってメールを送ろうとした時に充電が無くなった。
忙しいだあげく崖から転落。



周りの目線が刺さる。怖い…。
震えるが起きた。
佳龍はなんにも言わず頭を撫で撫でした。でも震えは治まらない。
「真衣」抱き締めて撫で撫でした。

「事故か自殺かどちなの?」
「新聞で生駒山で男性自殺!て書いてあったよ」
「それは事故です。そうゆ目線で見ないでください。でわ」


「行くよ!真衣」
「うん」


「先はありがとう!」
「別に良いよ。本気で心に怒りが芽生えた!」
「そうなんだ」



数日後周りは静かになった。噂する人も居なくなった。
普通の高校生としての人生が再開した。