私は、司会の最終確認をするために
社長室を訪れていた。
なにやら取り込み中のようで
中に入るのはためらわれた。
そのとき、社長室から
一際大きい怒鳴り声が聞こえた。
「新メンバーは男って言ったじゃねーかよっ!!」
「しょうがないだろうが、女性しか
応募がなかったんだ!!」
誰かと叔父さんが言い争っているらしい
私は、その場を去ろうと振り返った。
しかし、誰かの胸に当たってしまった。
「あ、すいません!!」
「社長室に何か用でもあったの?」
頭上から降り注いだ声は
【WINNER】のメンバーの
栗原 修だった。
「あ・・・栗原さん・・ですよね?」
「うん、そうだよ。
君は美人だから、女優の子?」
「あ・・・いえ・・私は、歌手です。」
「へぇ、そうなんだ。
知らなくてごめんね?
新入りさん?」
「いえ・・【Lala】と言えば、
分かるでしょうか?」
「え?あの、
シークレットで有名な【Lala】!?」
「はい、そうです。」
「こんなに美人なのに、顔を見せないのはもったいないな・・・」
「私は、皆さんを影で支えられれば、
それでいいんです。」
社長室を訪れていた。
なにやら取り込み中のようで
中に入るのはためらわれた。
そのとき、社長室から
一際大きい怒鳴り声が聞こえた。
「新メンバーは男って言ったじゃねーかよっ!!」
「しょうがないだろうが、女性しか
応募がなかったんだ!!」
誰かと叔父さんが言い争っているらしい
私は、その場を去ろうと振り返った。
しかし、誰かの胸に当たってしまった。
「あ、すいません!!」
「社長室に何か用でもあったの?」
頭上から降り注いだ声は
【WINNER】のメンバーの
栗原 修だった。
「あ・・・栗原さん・・ですよね?」
「うん、そうだよ。
君は美人だから、女優の子?」
「あ・・・いえ・・私は、歌手です。」
「へぇ、そうなんだ。
知らなくてごめんね?
新入りさん?」
「いえ・・【Lala】と言えば、
分かるでしょうか?」
「え?あの、
シークレットで有名な【Lala】!?」
「はい、そうです。」
「こんなに美人なのに、顔を見せないのはもったいないな・・・」
「私は、皆さんを影で支えられれば、
それでいいんです。」