「…………」


隣でリズム良く寝息を立てている俊也の顔を見つめて、私は事態の把握に急いだ。


でも、たぶんきっとこの状況からは一つの答えしか導き出せない。


「……シャワー、浴びて、こ、よ……」


独り言を呟いて下着姿の私はのそのそとシャワールームへ向かった。