「ね、また今度ご飯行こうね!」 「うん!みどりちゃんの都合のいい日教えてね!」 「了解!じゃ、お疲れさま!」 「お疲れさま~」 二人はそれぞれのホームに向かって歩きだした。 束の間の親友との時間に、何だか心が軽くなったように感じる。 早紀はスキップでもしかねない気分で電車に乗り込んだ。