『あのさ、僕たちずっと一緒だったよね。』

「う、うん。」

瑠璃は、僕の言葉に疑問そうな顔で答えた。

『なんで、そんなに僕の事を構うの?幼なじみだから?』

「それもそうだけど…。」

その言葉を聞いてものすごくがっかりした。

(相原の言うとおりだな。やっぱり僕と瑠璃は幼なじみなんだ。でも、なんでがっかりするんだ?わかっていた事なのに。)

自分にとってわからない感情だった。