『えっ？なんで僕が？』

「おまえらの関係を知らない奴がみたら恋人同士に見えるからな。よーく思い出してみろよ瑠璃に告白しようとした奴は、まず、お前に聞いてくるだろ？」

そのとおりだった。確かに、瑠璃に告白をしようとする奴は、僕に瑠璃との関係を聞いてきたからだ。

『でも、大丈夫だろ。だって、僕と瑠璃は、恋人同士じゃないから関係ないだろ？』

「だと、良いんだけどな。」

裕也は、心配そうな顔をしながら言った。