出会いは、青空に晴れ、桜が舞い散る日だった。



こんな青空で気分が良いような時でも、私の心はどよめいていたのだ。








私は、どこにでもいるような地味な中学2年生。

中学2年間目、クラスに入ると、皆ウキウキしていたのだ。


でも、、正直、私はそんな気分にはなれない。





それは1年前にさかのぼる。





今日みたいな日に私はこの中学校に入学した。

中学と言えば、「彼氏・彼女を作ってわいわい」まさに、青春みたいな感じ・・・


良い想像しかできなかった。


でも、中学校に入ると、そんな青春のいう言葉はどこにもなかった。





どこの中学にもあるような、「いじめ」。


私はクラスの複数の男女そして、同学年の人からいじめを受けていたのだ。


もちろん先生に相談した。

でも、先生はいじめの状況を確認するより前に「自分の気持ちの持ち方がいけないんじゃないか?」と聞く耳を持ってくれなかった。


それから、先生の事は信じられなくなり、最終的に中学の1年間はずっと自分を追い詰めていた。









そんな中で中学2年になった。



今までの担任の先生が転任をし、信じていた友達までもが、転校してしまった。



先生はともかく、友達がいなくなると言う事の方が今の私にとって大きな問題であったのだ。







気分が晴れない中、朝掃除へと向かったのだ。


掃除場所に行く途中、昇降口があった。


そこでは、本当に中学校を楽しみにしてきたような顔をしている子がたくさんいた。



正直、私は、「期待なんかしたって・・・・」って思ってた。






職員玄関がある所につき、黙々と掃除をした。




そんな時、玄関があき「おはよう」と大きい明るい声が聞こえた。






(うるせーなっ。)



無視した。


でも、その先生と出会った事によって、私の人生は大きく変わり、今まで感じた事もない気持ちにもなる事もしらずに・・・・・・。