……ヤッテシマッタ(´・ω・`)

きっと私はこのまま太平洋に捨てられるんだわ……。


「てめぇ……確か新入生代表か?」

「はひ?!」


やっべぇ緊張しすぎてかんじゃった。

それにしても新入生代表ってなんで知ってるんだこの人。

私が考えていると、その人はついにヘルメットを取ってくれた!



「『見つめてんじゃねぇよ、新入生代表』?」


ご丁寧にあの時のニヒルな笑みとともに、あのセリフを生で聞かせていただいた。

思わず私はびしっと効果音がつきそうな勢いで指を指す。


「赤い人だ!」

「なんだその認識」

「いや、あまりにも綺麗な赤だったので……」

「へぇ、そりゃありがたい。先輩には敬意の表れた呼び方をするもんだぜ?」

「……『東雲先輩』?」


意外と優しい先輩だ!素敵だ!

いや、でも一々俺様じゃないか?!

でも許される美形だから許しちゃうよう!