って、陸はものじゃないよね。


私の姿を見つけると、すぐに走って来た陸。


走ってる姿もカッコイイな!!なんて思っちゃう私はバカ??


突然陸に「あ、明菜朝怒ってなかったか?」


なんて言われた。もしかしてヤキモチ妬いてたのバレたかな?


「別にっ」


って、もっと可愛く言えないのかアタシのバカーっ!!


恥ずかしくなって目を逸らした。


「そっか、よかった」


って陸が言ったの!!


私のこと心配してくれてたのっ?!


歩いてる間何度もチラ見してる私。


陸の顔キレイだなぁ…キスしたいな…って!!!アタシは変態かっ!!


そういえば陸は今まで付き合ったことあるのかなぁ?キスとかもしたことあるのかなぁ?


あるよねきっと…。だってあんなにモテるんだもんね。


なんて考えてる間に家に着いてるし。もっと話したいなぁ。


「あ、陸?後でメールするね!!」


言っちゃった!!いつもは言えないのに…今日はこんな素直に!!


「おぅ、後でな」


この言葉だけで笑顔になる私。


バイバイと言いすぐ家に入った。