匂いに惑わされながらも
自分は、2組みたいだ。
そして3番と書かれていた

すると…先生だろうか
若いまるで、山に向かって
叫んだやまびこみたいにスーと
通る声が耳に入る。

「1年生の皆さん!
名前を確認したらこの先の下駄箱に
自分の靴を入れてください」

前を見ると、自分より小さい
頭がゾロゾロと一定方向に向かっていく

なんだか面白いなぁ
と思いながらも進み
下駄箱に入れる。