「浩介!来てくれたんだな!!」

現れたのは野球部員たち。

「安藤?なにしてんだよ」

「いいから着替えろ」

渡されたのはユニフォーム。

「おい、俺もう野球は…」

「いいから着替えろ!」

「……はぁ。わかったよ」


着替えてから連れてこられたのは
マウンド。

現れたのは他校の野球部。

「…は?おい、これ一体…」


「来てくれたんですね、浩介くん」

「朱里!!?」

「これから西山高校野球部の皆さんと
試合をしてもらいます」

もしも…

「本当に野球が嫌いになって辞めたい
のなら、負けてください。

負けたら

退部してもらいます!」