「あれっ!?山本さん?」 私はぱちっと目を開いた。 「え………」 私は固まってしまった。 だって、私の目の前には高山くんがいるから……。 高山くんは。 私と違って明るくて、こんな私にも声をかけてくれるとてもいい人。 私の憧れの人。